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室町時代から続く『伊右衛門農園』の代表・三橋清高さんを訪ねる!

都市農業を実践しながら、若手農家を育成!

NPO法人『農家のこせがれネットワーク』は、
「農家のファミリービジネス研究会」や、「農家のこせがれ交流会」などの活動を通じて、
農家のこせがれや若手農家を応援しています。


ホウレン草が1把5円。以来、直売にシフト。

神奈川県茅ヶ崎市で『伊右衛門農園』を営む三橋清高さん。東京の大学を卒業後、2001年春から実家で就農した。「当初は父親の農作業の手伝いという感覚。仕事としてのおもしろみは感じていませんでした」と話す。ただ、母親が家の庭先で開いていた小さな野菜の直売所を手伝い、お客さんと対面で接するようになってからは農業が楽しくなってきたという。

『伊右衛門農園』
大根や里芋、小松菜など茅ヶ崎市内の畑で採れた野菜を販売する『伊右衛門農園』。

就農して最初の冬、三橋さんにとって大きな“事件"が起こった。ホウレン草を茅ヶ崎の市場に出荷するも、1把5円の値段しかつかなかったのだ。「ホウレン草の出荷量が多い時季とはいえ、あまりの安値に衝撃を受けました」と振り返る三橋さん。以来、市場出荷よりも適正な値段を付けられる直売に力を入れるようになった。

毎週土曜に茅ヶ崎公園で開催される「茅ヶ崎海辺の朝市」で野菜を販売する『伊右衛門農園』の三橋さん。
毎週土曜に茅ヶ崎公園で開催される「茅ヶ崎海辺の朝市」で野菜を販売する『伊右衛門農園』の三橋さん。

野菜の品目と収量を増やし、3年ほど経った頃には年間売り上げは2倍ほどに増えた。「そのタイミングで、父親に『農園を経営させてもらっていいかな』と持ちかけると、『勝手にしな』と言われたので、『伊右衛門農園』の代表に就き、畑の運営をすべて担うようになりました」と三橋さん。NPO法人『農家のこせがれネットワーク』代表理事の宮治勇輔さんは、「中小企業庁のデータにもあるように、事業承継を早いうちに行った農家のほうが、業績がよくなっている割合が高い。27歳で承継した三橋さんは理想的です」と話す。

スタッフの勝見直弥さん(後ろ)と一緒にネギを収穫。葉折れを防ぐためにゴザにくるんでネギを運ぶ。
スタッフの勝見直弥さん(後ろ)と一緒にネギを収穫。葉折れを防ぐためにゴザにくるんでネギを運ぶ。

07年には、茅ヶ崎市の呼びかけで始まっていた朝市の会長となり、不調だった朝市にてこ入れした。「茅ヶ崎海辺の朝市」と名前を変え、茅ヶ崎市の優秀な農家に声をかけて活気ある朝市に育て上げた。現在、三橋さんは直売が7割、市場が3割という比率で野菜を販売。売り上げも就農した頃の4~5倍にまで伸びているそうだ。

読み物

高知が生んだ植物分類学の父。牧野富太郎のアートな植物愛

「ボルネオ」傷ついた森の直し方。

新潟、薬膳ツーリズムを体験する。

南米アマゾンの多様性。「緑のジャングルと赤い魚

原生が残る照葉樹林を歩く。「綾の森」へ。

秋田のお米、おいしさのヒミツを探りに。

火の国のお米を巡る旅。


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