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千葉県・横芝光町の梨農家、實川勝之さんを訪ね、販売や加工について語り合う!

パティシエから、梨農家へ。實川さんを訪問!

NPO法人『農家のこせがれネットワーク』は、
「こせがれ交流会」や「ファミリービジネス研究会」などさまざまなイベントを通じて、
就農前から就農後も活躍を応援する場やつながりを提供します。


作業効率を考えた、"きれいな梨園"を運営。

「日本一きれいな梨園です。自称ですが(笑)」と、千葉県・横芝光町で『梨工房 城山みのり園』を営む『アグリスリー』代表の實川勝之さんは、美しい梨園を笑顔で自慢しながら案内してくれる。

夏にはおいしい梨がたわわに実る。もぎ取り体験も実施。
夏にはおいしい梨がたわわに実る。もぎ取り体験も実施。

梨の木は1本ずつ7.2メートル間隔で植えられ、幹から伸びる太い枝は両腕を開いたように一文字状に伸びている。一般的には十文字状で4方向に伸ばすそうだが、「作業の効率性を考え、一文字状に。収穫のとき、一文字状だと木の周りを1往復すれば終わりますが、十文字状だと移動しにくく、時間がかかりますから」とのこと。「最初から作業の効率性まで考えて木を植えたのですか?」と、NPO法人『農家のこせがれネットワーク』代表理事の宮治勇輔さんが驚いた表情で尋ねると、「はい。ほぼ独学で」と實川さん。「就農前は洋菓子店でパティシエをしていました。ショートケーキは、手づくりでありながら工業製品のように味もかたちも均質につくられます。この梨園の木も、一本一本がケーキのように均質な梨をつくれるように工夫して植えています」。

こだわりの栽培法
接ぎ木や切除をしながら枝の間隔を35~40センチに。
葉が生い茂ったときに太陽光や風、雨が当たる量が均一になり、均質な梨が育つ。

實川さんの実家は、両親が米と野菜を育てる一般的な農家だったが、父親が農作業中、足に大けがを負ってしまったため、パティシエを辞め、実家へ戻った。「幸いにも父の足は完治しました。ただ、私は就農したその年、畑の大根を収穫しながら、その値段の安さに言葉を失いました。10キロで300円。資材費や流通経費を除くと人件費も出ません。味はおいしいのに、出荷するだけ赤字になるから、抜いては廃棄。そんな作業を2週間ほど続けるうちに『これはおかしい』と思いました。それで、自分で価格を決められる農業をしたいと梨農園を始めたのです」。
 以来、13年間。梨農園を少しずつ拡大し、『アグリスリー』も設立。現在、9名の若手正社員を雇うまでに成長している。



読み物

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