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ファミリービジネス研究会の参加者が『鈴廣かまぼこ』を訪問。

『鈴廣かまぼこ』の事業承継のポイントとは?

NPO法人『農家のこせがれネットワーク』は、
「農家のファミリービジネス研究会」などを通じて、家業を承継しようとするこせがれをバックアップ。
こせがれや若手農家の見聞を広げています。


変えるべきことと、変えざるべきこと。

NPO法人『農家のこせがれネットワーク』は、事業承継について学ぶ「農家のファミリービジネス研究会」を開講している。その“課外授業"として、かまぼこメーカーの老舗、神奈川県小田原市の『鈴廣かまぼこ』を訪ね、副社長の鈴木悌介さんにお話を伺った。

宮治さん、山口さん、植松さんからの質問に鈴木さんは真摯に答えてくれた。
事業承継のこと、兄弟3人で受け継ぐこと、地域の将来など、宮治さん、山口さん、植松さんからの質問に鈴木さんは真摯に答えてくれた。

代表理事の宮治勇輔さんが、創業150年を超える歴史のなかで、企業経営の転換点を尋ねると、鈴木さんは、「1962年に両親が一念発起して、工場を小田原市街から風祭(かざまつり)に移転したことがひとつかなと思います。同時に、1号線沿いに直売店をオープンしたことも大きかったです」と答えた。移転前は工場でつくったかまぼこを市場に卸すだけだったが、「直売店を設けたことでお客様との距離が近づき、お客様と真正面から向き合う姿勢が強まりました」と話す。

現在、兄の博晶さんが8代目を継いでいるが、宮治さんが、「代々、事業を承継してこられたなかで、変えるべきことと、変えざるべきことがあったと思いますが?」と尋ねると、鈴木さんはこう答えた。「今から30年前、7代目の父・昭三が急逝した2か月後、6代目の祖父・廣吉も他界しました。途方に暮れそうになった母と私たち兄弟を支えてくれたのが、祖父が残した『老舗にあって、老舗にあらず』という言葉でした」。

新社屋は自然光や地下水、小田原ヒノキを活用したゼロエネルギービル。
かまぼこづくりも体験できる「鈴廣かまぼこの里」。

「老舗にあって」は変えざるべきことで、「老舗にあらず」は変えるべきこと。「ただ、弊社では、昔ながらのかまぼこから新商品のシーセージまで多彩なかまぼこをつくっていますが、昔ながらのかまぼこづくりが『老舗にあって』というわけではなく、そこにも『老舗にあらず』の姿勢が詰まっているのです。技術やニーズの変化に合わせて柔軟に対応する姿勢です。その姿勢が『鈴廣』の真髄だと自負しています」と力強く語った。



読み物

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